鳥取 大衆酒場・村尾

なぜか唐突に鳥取へ。JR鳥取駅前、ミスドの横に大衆酒場・村尾あり。かなりいい感じの立ち飲み屋。古い店を改装したのか、古い木製の立ち飲みカウンタのカウンタ部分が底上げされているのがわかる。カウンタの中は厨房も兼ねているがわりと新しめの食洗機が入っていたりする。恵比寿あたりのニューウェーブ系立ち飲み風な感じ。若い感じの店員さんもちらほら。というかオバちゃん一人とわりと若い男2人の3人で切り盛りしていた。まずはというので、煮込みのようなものがあるかをたずねると、牛筋の土手煮があるとのこと。300円で3本ついてくるのだが、これが劇ウマ。熱々の筋肉にカラシをちょこっとつけ、ねぎをたっぷりのせて汁をからませてかぶりつく。正直小生はどこに行っても旨い旨いというばかりなので信用ならないかもしれないが、これはマジで旨い。しかも安い。ビールは350円。あとは里芋の煮物を注文。200円。カウンタの横では薄型テレビが女子バレーを放映していた。いいねぇ。なんというか、日本海が近いこの街でふつーにバレーなぞを観戦しつつ立ち飲み屋でビールを飲む。まるであたかもその街に何年も住んでるかのような錯覚に陥りそうなこのなんともいえないパラレルワールド感。勘定を済ませ、店を出るときもオバちゃんが暖かい声をかけてくれる。うーむ。最高すぎ。これだから立ち飲みはやめられまへん。よ。な。