赤羽いこい一時閉店!仮店舗での営業開始へ

このような僻地のブログに目を通すようなお方なら先刻ご承知のように、我らが赤羽いこいが40年の歴史に一旦幕を下ろし、新生いこいとしてリニューアルする。その最終日がいよいよ明日である。残念ながら明日駆けつけることはできないのだが、本日久々に聖地を詣でて来た。実に4ヶ月ぶりくらいだろうか。

最終日の前日といっても特段変わった様子もなく、今日も盛況であった。マスターがカウンターを仕切っているのを久々に見たが、21時前くらいにN野さんに交代。よく見かける常連の人達もちらほらと。新店舗でお披露目されるという日本酒(山田錦系?)の瓶がカウンターに鎮座していたが、今日はデモ用で売ってくれないとのこと。350円で出す予定だそうな。

新装の工事をしている間は現在地から歩いて2分くらいの仮店舗で営業するとのこと。一体どんな風に生まれ変わるのか今から楽しみではある。一方で、使い古されたUの字カウンターのテーブルや、トリスの大瓶に対応した今では稀少であると思われるウィスキーサーバー、刺身やポテサラを陳列した古びた冷蔵ケース、鮮魚を扱うが故に染みついたであろう独特の店内の臭い、やたらに数が多い蛍光灯、味のある手書きのメニュー等々、無くなってしまうのが寂しい風景も山のようにある。思えば始めて足を踏み入れてから約5年経つが、ここで日々色々なことを考えながら飲んだものだなぁとしみじみ。煮込み、湯豆腐、軟骨、ガツ刺し、といった定番のアテを肴に瓶ビールをグビリと飲んだ。うむ、やっぱりいこいは最高ですな。

明日の最終日はアサヌマの人達も手伝ってくれるとのこと。常連の人がホタルの光でも流せば?とN野さんをちゃかす。(N野さん)パチンコ屋じゃないんだからよー。(常連)だったらホタルイカ出してくれよ。(N野さん)ホタルイカの季節は終わってんだよ。なんていう軽妙なやりとりを耳にしつつ、後ろ髪を引かれながら店を出た。そういえば新メニューも色々と充実していたなぁ。アジのなめろう、自家製チャーシュー、ウナギの肝焼きなどなど。もっとちょくちょく通いたいところだけど、そうもいかない事情があるのが何とも残念。以前のように週3-4とかは無理だけど月1くらいでは来たいものよ。

知らないうちになんと公式ページまで出来ていた。若い常連さんが作ったのかな。舌代=酒メニューというところが継承されているのが良い。
http://akabaneikoi.web.fc2.com/

アサヌマ酒店のページもあった。いこいのことは何一つ触れられていないのが不思議。
http://www.sake-asanuma.com/

ついでに食べログも。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1323/A132305/13012293/
この手の店で3.66/44件っていうのはなかなか驚異的じゃないかと。「まるます」や「米山」の点数を超えているとはデフレ好況であろうか。うどん「すみた」にも追いつく日も近い?