赤羽 いこい

昨晩に続き、聖地に。やっぱここに限るなぁとシミジミ思う。赤羽駅北口に到着するといい感じに酔っ払ったオッサンが改札の横で「ようこそ!赤羽に!」と叫んでいる。手には小山酒造のマルカップ。言っていることがわりと面白いので通り過ぎる人びとの視線は思いのほか暖かい。いやぁ絵になるなぁ。
今宵も閉店間際に来店。と、昨晩も見た記憶のあるわりと若いようにみえる風見シンゴ的な兄ちゃんを発見。互いに一瞬目が合い、孤高の立ち飲み師同士の「お、また来たな」みたいな感じの視線がぶつかり合う。言っておくが、このあとのハッテン場的な展開を期待している御仁がおられたならそれは筋違いというものでゲス。まぁ、周りが明らかに平均年齢が50を越えている中20〜30代の若輩者が訪れるとそれだけでちょいと目立つわけでして。そして下手に女性も入りやすい店よりもこの手の店のほうが100倍入りやすいと感じる今日この頃。
まあそんなこんなで本日もすいとんを食おうと思ったのだけど、時遅しですでに売り切れていた。熱燗と肉じゃがを頼み、隣のオッサン二人のいこい談義を聞き流しながらささっと飲み食いし、店を出た。ちょっとしたほろ酔い気分に思わず無声映画時代のチャップリン並の足運びで全力で走り出したくなるような気持ちになる。改札を入るとマルカップのオッサンは駅員となにやら話しこんでいた。
熱燗180円 肉じゃが110円 合計290円